なぜ生理痛は起こる?生理痛のメカニズムについて

query_builder 2021/05/22
コラム
生理に伴い起こる「生理痛」。
痛みは人それぞれですが、酷い痛みに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、生理痛が起こるメカニズムについて紹介していきます。

▼なぜ生理痛は起こる?
生理前から生理前半にかけて、子宮内膜では「プロスタグランジン」という子宮を収縮させる物質が作られます。
プロスタグランジンが子宮の収縮を促すことによって、はがれた子宮内膜(経血)を体の外に押し出そうとします。
この時に子宮の収縮が強くなり、下腹部や腰に痛みが出るのです。
プロスタグランジンの分泌量には個人差があり、分泌が多い人ほど子宮を収縮させる力が強くなるので、生理痛が酷くなります。

▼生理の時に頭痛がするのはなぜ?
生理時の頭痛は女性ホルモンが関係しています。
生理周期によってエストロゲン(卵胞ホルモン)という物質が大きく増減します。
排卵前にエストロゲンの分泌量が増え、排卵が終わると減少します。生理前になると再び減少します。
生理前や生理後に頭痛がする人は、エストロゲンが減少したことによって起こっている可能性が高いです。

▼プロスタグランジンの分泌が多い人の特徴
プロスタグランジンの分泌が多い人ほど生理痛は酷くなるのですが、プロスタグランジンが多い人と少ない人の違いは分かっていません。
筋肉量やストレス、食事などとも関係性は明らかとなっていないため、「自分で生理痛の改善を試みてはみたけれど、
結果が出なかった」と落ち込まないようにしましょう。

▼生理痛の相談は接骨院へ
生理痛は骨盤の歪みを整えたり、血流を良くすることで緩和されることがあります。
いちむら鍼灸接骨院は女性の体のお悩みに力を入れています。生理痛に悩まされているかたは、我慢せずにまずはご相談ください。

NEW

ARCHIVE