接骨院と整形外科との違いとは?

query_builder 2020/12/09
コラム
「接骨院」は、主に骨に関する不調を治してくれるところです。
骨に関わる治療というと「整形外科」が思い浮かぶ方も多いと思いますが、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。

▼接骨院と整形外科の違い=医療機関であるかどうか

接骨院と整形外科は、どちらも骨折やねんざなど、運動に関わる器官の治療を行ってくれる場所です。

そう考えると両者は同じようなものだと感じるかもしれませんが、大きく違うのは「医療行為ができるかどうか」です。

■柔道整復師は医師ではない

接骨院で施術を行うのは「柔道整復師」という資格を持っている人です。
これに対して整形外科で治療を行うのは「整形外科医(医師)」です。

柔道整復師の資格も国家資格ではありますが、大学の医学部ではなく、専門学校に3年間通って取る資格です。
専門的な治療を行う資格はあるものの、医師免許とは別ですので、接骨院では医療行為を行うことができません。

■医療行為とは何?

医療行為とは「手術」「レントゲン検査」「薬の処方」など、病院で受ける処置のことです。
明らかに手術が必要な患者さんが接骨院にいらしても、応急処置しかできません。
動けないほど重篤な場合は、整形外科などの医療機関を受診してください。

■どんな時に接骨院に行けば良いか

接骨院は、慢性的な体の痛みや軽い打撲のような症状の緩和には非常に効果が期待できます。
症状によっては保険が適用されることもありますので、緊急ではないものの、体に不快感があるというような時は接骨院で相談してみると良いでしょう。

▼まとめ

医療機関かどうかという違いはあるものの、体の不調を治すという意味では接骨院も整形外科も同じくらい頼れる場所です。
接骨院ではリラクゼーション効果のある施術も行っていますので、ぜひお近くの接骨院をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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