骨折の症状について
query_builder
2020/12/28
コラム
足や腕などを骨折したことがある方もいると思いますが、骨折した時とても強い痛みに襲われたのではないでしょうか。
骨折は骨が折れている状態なのでもちろん強い痛みが発生します。
しかし、それ以外にも様々な症状が現れるのです。これらの症状を知っておけば、ケガをした時に骨折かどうか判断することができます。
そこで今回は、骨折の症状について解説していきます。
▼疼痛
骨折した部分を触ったり動かしたりして痛みが出るのはもちろん、少し離れたところを刺激しても痛みが生じます。
骨折部を安静にすると痛みが軽減するのが特徴です。
▼腫脹
骨折すると、骨折部が熱感を伴って腫れます。
ケガをしてから5~15分以内に腫れが強くなったら骨折を疑いましょう。
ただし、子どもや高齢者は腫れが見られないこともあるので注意が必要です。
▼機能障害
骨折直後に骨折部付近の筋肉が鈍磨状態になったり、激痛を防ぐために患部を動かさなくなります。
また、場所によって骨は支持器官としての働きを失います。
▼異常可動性
関節ではない場所が、骨折することによって関節のように骨が動きます。
ただし、骨折の種類によってはこの症状が見られない場合もあります。
▼軋轢音
骨折部を動かすことによって骨折部の端同士が触れ合って音が鳴ります。
耳で聞こえる場合もありますが、ほとんどは手で触れた時に振動を感じる程度です。
▼転位・変形
骨折すると骨の位置がずれたり曲がったりします。そして位置がずれることによって、外見上の変形が現れます。
▼まとめ
骨折は痛みだけでなく様々な症状が現れます。
ケガをして骨折が疑われる場合には、ぜひ当院にお越しください。